シェアハウスという選択

理事をしているシングルマザー支援協会のイベントで、シングルマザー向けのチャイルドケア付きシェアハウス、ペアレンティングホーム玉川学園の見学会に参加してまいりました。
シェアハウスと言いつつ、個室内にバストイレもありアパートのような作り。そしてキッチンやリビング、広めのお風呂のある共有スペースが温かみがあってゆったり。他のペアレンティングホーム同様、週に1度チャイルドケアという子どものお世話と家事サポートが付きます。

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住環境は仕事をしながらひとりで子育てするシングルマザーにとってはとても重要なもの。とはいえ、ひとり親世帯で保証人がいないなどの場合借りること自体も難しかったりします。さらに、せっかく自立に向けて収入を増やしている時に限って、福祉の制度との境目でなんだか不利(な気分)になってしまいがち。自立したい!でもこの状況を理解してくれる人が周りにいないからひとりぼっちで頑張るしかない。そんな時って私にもありました。せっかく頂いた責任のあるお仕事を子どものお熱でキャンセルしてしまって、つい泣きじゃくってしまったこともあります。それを見ていた娘はきっと心を痛めたことでしょう。そんな、自立への試練、意味のあるステップを孤独ではなく仲間とシェアすることができたなら。

シェアハウスという選択は、それを可能にしてくれるものだと思います。

確かにちょっと駅からは遠い(し、坂も多い)のですが、窓からの見晴らしの良さやホッとできるスペース、そして仲間がいる環境は自立への道筋を力強く後押ししてくれる。最近ちょっと忙しくて疲れ気味だった私も、初心を思い出して気持ちをチューニングできました。

ペアレンティングホーム玉川学園の詳細はこちら
http://motherport.net/fudo/770

 
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