【今年は基礎控除最大95万円】確定申告で損してませんか?フリーランスが見落とす控除7選+お得な特例【チェックリスト付】

経費はもれなく計上できてるはずなのに、税額が思ったより多い…

こんなふうに感じたこと、ありませんか?

実は、その原因の1つに「確定申告で控除を見落としている」可能性があるんです。でも安心してください。令和7・8年は基礎控除が最大95万円に大幅アップ!今年こそ「控除」を味方につけて、あなたが頑張った分をしっかり手元に残しませんか?

目次

まずは30秒診断!あなたはいくつ該当しますか?

□ 確定申告、毎年「去年と同じ」でやっている
□ 「控除」の種類を5つ以上言えない
□ 領収書の整理は確定申告直前の徹夜作業

Junko

1つでも当てはまったあなた。もしかすると、使える控除を見落としているかもしれません。

この記事では、フリーランスが見落としがちな控除を7つ+お得な特例を1つピックアップ。さらに、令和7・8年だけの特別な制度改正についてもお伝えします。チェックリストも用意しているので、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。

※この記事では“控除”を、『所得から引けて税金が減るもの(青色申告特別控除も含む)』という広い意味でまとめて紹介します


1. 【2025年は特別!】令和7・8年だけの”お得すぎる”基礎控除改正とは?

所要時間:3分で読める

確定申告の話をする前に、まずはこれだけは知っておいてほしいことがあるんです。

それは、令和7年・8年は基礎控除が大幅に引き上げられているということ。

「基礎控除?なにそれ?」という方もいるかもしれませんね。基礎控除というのは、誰でも無条件で受けられる控除のこと。今までは一律48万円だったんですが、これが令和7年から大きく変わりました。

今までの「48万円の壁」はもう古い!

令和6年まで、基礎控除は一律48万円でした。ところが令和7年からは、最大95万円に。なんと47万円もアップしたんです。

「えっ、そんなに上がったの?」と驚きますよね。私も最初にこのニュースを聞いたとき、二度見しました。

ただし、この95万円が適用されるのは「合計所得金額が132万円以下の方」。所得が高くなると控除額は段階的に減っていきますが、合計所得655万円以下の方なら、従来の48万円よりは必ず増えています。

さらに、令和7年・8年の2年間限定で、中所得層の方には特別な上乗せ措置もあるんですよ。

【所得別・基礎控除額の早見表】

合計所得金額基礎控除額(令和7・8年)参考:従来
132万円以下95万円48万円
132万円超336万円以下88万円48万円
336万円超489万円以下68万円48万円
489万円超655万円以下63万円48万円
655万円超2,350万円以下58万円48万円

※令和9年以降は132万円超の特別加算がなくなり、132万円超は一律58万円になる予定です。

「160万円の壁」誕生で何が変わる?

「103万円の壁」という言葉、聞いたことありますよね。パートで働く方が「年収103万円以内に抑えないと…」と調整するアレです。

実はこの壁、令和7年から「160万円の壁」に変わったんです。

どういうことかというと、基礎控除95万円+給与所得控除65万円で、合計160万円まで所得税がかからなくなりました。フリーランスの場合は給与所得控除がないので「◯◯円の壁」という概念は当てはまりませんが、「基礎控除が大幅に上がった」という点は見逃せません。

たとえば、事業所得が100万円のフリーランスの方。従来なら100万円−48万円=52万円に課税されていましたが、令和7年からは100万円−95万円=5万円にしか課税されないんです。これだけでも手取りが全然変わってきますよね。

令和7・8年の”今だけボーナス”を逃さないで

繰り返しになりますが、中所得層への特別加算は令和7年・8年の2年間限定

令和9年以降は、合計所得132万円超の方は一律58万円に戻る予定なんです。つまり、今年と来年は特別にお得な年というわけ。

「確定申告なんて毎年同じでいいや」と思っていたら、このボーナスを逃してしまうかもしれません。今年の確定申告は、ぜひ今年の制度をフル活用してくださいね。

でも、基礎控除だけで終わらせないでほしい

ここまで基礎控除の改正についてお伝えしてきましたが、実はこれ、たまたまラッキーな制度改正なんです。

令和7・8年は確かに特別。でも、本当に大切なのはここから

基礎控除以外にも、青色申告特別控除、小規模企業共済、iDeCoなど、毎年使える控除がたくさんあります。これらの控除を知って、使いこなせるようになれば、令和9年以降も、ずっと税額をコントロールできるようになるんです。

「今年だけラッキーだった」で終わらせるのはもったいない。

この機会に控除の仕組みを理解して、「自分で税金をコントロールできる人」になりませんか?一度仕組みを作ってしまえば、来年も再来年も、その先もずっと使えますから。

令和7・8年の基礎控除の改正(特別措置)はとてもラッキー!
この機会に「控除」の仕組みを理解して、ずっと、かしこく節税しましょう。


2. 【基本編】絶対見落としNG!効果が大きい控除TOP3

所要時間:各1分で理解→合計5分

基礎控除の話はわかったけど、「他にはどんな控除があるの?」と思いますよね。

控除にはたくさんの種類があるんですが、実は「金額が大きいもの」と「準備に時間がかからないもの」があるんです。全部を一度に理解しようとすると大変なので、まずは効果が大きい3つから押さえていきましょう。

ここでは「私も使えるかも?」という視点でチェックしてみてくださいね。


【第1位】青色申告特別控除(最大65万円)

チェック項目:□ 私は今、白色申告をしている

  • 控除額:最大65万円
  • 手続き時間:30分
  • 期限:【重要】申請期限に注意!(下記参照)
  • こんな人におすすめ:継続的に事業をしている全フリーランス

簡単解説

「青色申告って難しそう…」って思っていませんか?

実は私も最初はそう思っていたんです。でも、白色申告から青色申告に変えるだけで、最大65万円の控除が受けられるんですよ。これってかなり大きいですよね。

「帳簿つけるの大変そう」という声もよく聞きます。確かに以前は手書きで帳簿をつけなきゃいけなくて面倒でした。でも今は、freeeやマネーフォワードといったクラウド会計ソフトを使えば、銀行口座やクレジットカードと連携して自動で記帳してくれるんです。

しかも令和7年は基礎控除95万円+青色申告特別控除65万円で、合計160万円の控除。フリーランスにとって、この2つは必須と言っても過言じゃありません。

【重要】青色申告承認申請の期限について

ここが要注意ポイントです!

新規開業の方

  • 開業日から1ヶ月以内に「開業届」を提出
  • 開業日から2ヶ月以内に「青色申告承認申請書」を提出
  • 開業届と青色申告承認申請書を同時に提出するのがオススメです
  • 開業と同時に手続きすれば、初年度から青色申告ができます

すでに事業をしている方

  • 青色申告をしたい年の3月15日までに申請が必要
  • つまり、令和7年分(2025年分)から青色にしたい場合、令和7年3月15日までに申請が必要でした
  • 残念ながら、今(2026年1月)から令和7年分を青色で申告することはできません

でも諦めないでください!

令和8年分(2026年分)から青色申告にすることは可能です。令和8年3月15日までに「青色申告承認申請書」を提出すればOK。来年の確定申告から青色のメリットを享受できますよ。

今年の確定申告は白色申告で済ませつつ、来年に向けて今から準備を始めましょう。クラウド会計ソフトの導入も、早めにやっておくと慣れるまでに時間が取れて安心です。


【第2位】小規模企業共済等掛金控除(最大165.6万円)

チェック項目:□ 将来の退職金や年金が不安だ

  • 控除額:最大165.6万円(小規模企業共済+iDeCoの合計)
  • 手続き時間:各30分〜1時間(ネット申込可)
  • 期限:今年中の掛金が控除対象(12月分まで)
  • こんな人におすすめ:将来資金も貯めたいフリーランス

簡単解説

この控除には複数の制度が含まれますが、フリーランスが使えるのは主に2つ。「小規模企業共済」と「iDeCo(個人型確定拠出年金)」です。どちらも同じ控除枠を使いますが、両方とも併用できるんですよ。

フリーランスって、会社員と違って退職金がないですよね。「将来どうしよう…」と漠然と不安に思っている方、多いんじゃないでしょうか。

①小規模企業共済(最大84万円)

簡単に言うと、フリーランスの退職金制度です。毎月掛金を積み立てていって、廃業したときや65歳になったときに受け取れます。しかも掛金は全額控除対象。

月1,000円から始められるので、「いきなり高額は無理…」という方でも安心。収入に応じて増減もできます。

さらに嬉しいのが「契約者貸付制度」。急に事業資金が必要になったとき、積み立てた掛金の範囲内で低金利(年0.9〜1.5%程度)でお金を借りることができるんです。「60歳まで引き出せないiDeCoと違って、いざというときに使える」という安心感があるのも、小規模企業共済の魅力ですね。

②iDeCo(最大81.6万円)

最近CMでもよく見かけますよね。これは自分で積み立てる年金のようなもの。掛金が全額控除されるだけじゃなくて、運用益も非課税、さらに受け取るときも優遇される三重でお得な制度なんです。

ただし1つ注意点があって、原則60歳以降まで引き出せません(加入期間が10年未満の場合は受給開始年齢が61〜65歳になります)。「急にお金が必要になったらどうしよう…」と心配な方は、無理のない金額から始めるのがおすすめ。月5,000円からスタートできます。

併用するとこんなに大きい!

小規模企業共済(月7万円)+iDeCo(月6.8万円)=年間165.6万円の控除

これ、本当に大きいですよね。将来の備えをしながら、今の税金も安くできる。一石二鳥どころか、三鳥、四鳥の制度なんです。


【第3位】社会保険料控除

チェック項目:□ 国民年金・国民健康保険に加入している

  • 控除額:支払った保険料全額(平均で年間50〜70万円程度)
  • 手続き時間:合計5分(金額を記入するだけ)
  • 期限:確定申告時
  • こんな人におすすめ:全フリーランス

簡単解説

国民年金と国民健康保険、毎月払っていますよね?

これらは「社会保険料控除」という同じ枠を使いますが、両方とも併用OK。支払った金額が全額控除対象になります。

①国民年金保険料(約20万円)

11月頃に日本年金機構から「控除証明書」が届くので、その金額を確定申告書に記入するだけ。e-Taxなら証明書の添付も不要です。

2年分前納している方は、その分も控除できますよ。

②国民健康保険料(所得により異なる)

自治体から年末か年明けに「納付額のお知らせ」が届くので、それを見ながら金額を記入します。保険料は所得や自治体によって変わりますが、年間で数十万円になる方も多いはず。

合わせて大きな控除に

国民年金(約20万円)+国民健康保険(所得により異なる)=平均すると合計50〜70万円

「毎月払ってるから当たり前」と思っていたものが、実は大きな控除になっています。証明書が届いたらすぐファイリングしておくと、確定申告のときに慌てなくて済みますよ。


Junko

ここまでの3つ、どうでしたか?「これなら私も使えそう!」というものが見つかったでしょうか。


3. 【応用編】意外と知らない!取りこぼしがちな控除4選

所要時間:気になるものだけ読めばOK→5〜10分

基本の3つは押さえられましたか?

ここからは、「私には関係ないかな…」と思い込んでスルーしがちだけど、実は該当する人が意外と多い控除を紹介していきます。

チェック項目を見て、1つでも「あれ、もしかして?」と思ったら、ぜひ読んでみてくださいね。


【第4位】医療費控除

チェック項目:□ 年間の医療費が10万円を超えた(または総所得の5%超)

  • 控除額:(医療費−10万円)※上限200万円
  • 手続き時間:30分(領収書まとめ→明細書作成)
  • こんな人におすすめ:持病がある/家族の医療費も合算できる

簡単解説

「医療費控除って、よっぽど病院に通わないと使えないんでしょ?」

そう思っていませんか?実はそうでもないんです。

確かに年間10万円超えないと使えないんですが、ここがポイント。自分だけじゃなくて、生計を一にする家族の医療費も合算できるんですよ。

たとえば、あなたが5万円、お子さんの歯科矯正で8万円使っていたら、合計13万円。10万円を超えた3万円分が控除対象になります。

しかも対象になるのは病院代だけじゃありません。薬局で買った風邪薬、通院のための交通費(バスや電車)も含まれるんです。意外と10万円、超えている人多いんですよね。

ここで賢い活用ポイント!

家族の医療費を合算できるということは、家族の中で誰が申告するかを選べるんです。

控除額は同じでも、所得税率が高い人が申告した方が、戻ってくる税金が大きくなります。たとえば、同じ3万円の控除でも、税率10%の人なら3,000円の還付ですが、税率20%の人なら6,000円の還付。倍も違うんですね。

夫婦でフリーランスをしている場合や、配偶者が会社員の場合など、家族の中で所得が高い人(税率が高い人)が医療費控除を申告するのがおすすめです。

関連:セルフメディケーション税制

「医療費10万円も使ってないな…」という方でも、諦めないでください。

セルフメディケーション税制というものがあって、対象のスイッチOTC医薬品(ドラッグストアで買える特定の薬)を年間1.2万円超購入していれば使えるんです。控除額は(購入額−1.2万円)で最大8.8万円。

ただし医療費控除との選択適用なので、どちらか有利な方を選んでくださいね。


【第5位】寄附金控除(ふるさと納税)

チェック項目:□ ふるさと納税をした(ワンストップ特例を使っていない)

  • 控除額:(寄付金額−2,000円)
  • 手続き時間:5分(寄付金受領証明書を添付)
  • こんな人におすすめ:確定申告が必要な全フリーランス

簡単解説

ふるさと納税、やっていますか?

「やってるよ!ワンストップ特例使ってるから大丈夫」という方、ちょっと待ってください。

実はフリーランスで確定申告する人は、ワンストップ特例が使えないんです。確定申告をした時点で、ワンストップ特例は無効になってしまうんですよ。

でも安心してください。確定申告で寄附金控除として申請すれば、ちゃんと控除されます。各自治体から届く「寄付金受領証明書」を添付するだけ。むしろ確定申告でまとめて処理できるので、手間は減るかもしれませんね。


【第6位】生命保険料控除(最大12万円)

チェック項目:□ 生命保険・医療保険・個人年金に加入している

  • 控除額:最大12万円(新制度の場合)
  • 手続き時間:3分(保険会社から届く証明書を添付)
  • こんな人におすすめ:何かしら保険に入っている人

簡単解説

「保険なんて入ってないし、関係ないな」と思ったあなた。

本当に何も入っていませんか?医療保険やがん保険、もしかしたら入っているかもしれませんよ。親が契約してくれていた保険が残っていたり、なんとなく継続している保険があったり。

生命保険料控除には、契約時期によって新制度と旧制度があります。

新制度(平成24年1月1日以降の契約)

  • 一般生命保険料控除:最大4万円
  • 介護医療保険料控除:最大4万円
  • 個人年金保険料控除:最大4万円
  • 合計:最大12万円

旧制度(平成23年12月31日以前の契約)

  • 一般生命保険料控除:最大5万円
  • 個人年金保険料控除:最大5万円
  • 合計:最大10万円

古い保険に入っている方は旧制度が適用されることもあるので、保険証券を確認してみてください。新旧両方の契約がある場合は、有利な方を選択できますよ。

10月頃になると保険会社から「保険料控除証明書」が届くので、それを確定申告書に添付すればOK。複数の保険会社に入っている場合は、全部まとめて申請できます。


【第7位】地震保険料控除(最大5万円)

チェック項目:□ 地震保険に加入している

  • 控除額:最大5万円(支払保険料により変動)
  • 手続き時間:2分(証明書を添付)
  • こんな人におすすめ:地震保険加入者

簡単解説

火災保険に入っていますか?持ち家の方はもちろん、賃貸の方でも家財保険に入っている方、いらっしゃいますよね。

その火災保険や家財保険に地震保険が付いていること、けっこう多いんです。気づいていないだけで、実は加入しているかもしれません。保険証券を一度確認してみてください。

地震保険料は最大5万円まで控除対象。こちらも保険会社から10月頃に控除証明書が届くので、それを添付するだけです。

「地震保険なんて入ってたかな?」という方も、一度保険証券をチェックしてみる価値ありですよ。


4. 【番外編】控除じゃないけど知っておきたい!お得な特例

ここまで7つの控除をご紹介してきましたが、最後にもう1つ。厳密には「控除」ではないんですが、知っておくと得する特例があるんです。


家内労働者等の必要経費の特例(最大65万円)

チェック項目:□ 特定の取引先から継続的に仕事を受けている/経費が少ない

  • 金額:最大65万円(※正確には控除ではなく必要経費の特例)
  • 手続き時間:10分(確定申告書に記載)
  • こんな人におすすめ:特定の会社から継続的に業務委託を受けているフリーランス

簡単解説

これ、意外と知られていない特例なんです。

家内労働者等の特例というのは、特定の取引先から継続的に仕事を受けている方で、実際の経費が少ない場合に使えるもの。本当は5万円しか経費がなくても、65万円を経費として計上できるんです。

「家内労働者等」というのは、たとえば特定の会社から継続的に執筆やデザインの業務委託を受けているような働き方のこと。複数のクライアントと取引している場合は該当しないこともあるので、ご自身の働き方が該当するか、一度確認してみるといいですね。

ただし、青色申告特別控除とは併用できないので注意。青色申告をしていない方や、経費が少ない方にとっては嬉しい制度ですよね。

しかも令和7年から、この特例が55万円→65万円に引き上げられました。基礎控除の引き上げと合わせて、今年は特にお得な年なんです。


5. 【保存版】今すぐできる!確定申告前のチェックリスト&作業時間見積もり

さて、ここまで控除7つ+特例1つをご紹介してきました。

「全部やらなきゃ!」と思うと、ちょっとしんどくなりますよね。でも大丈夫。全部を一度にやる必要はありません。

まずは該当するものにチェックを入れて、優先度の高いものから順番に取り組んでいきましょう。

チェックリストの使い方

  1. 該当する項目に□チェック
  2. 優先度(★)と所要時間を確認
  3. できるものから順番にスタート!

「今すぐできるもの」「書類があればできるもの」「少し調べる必要があるもの」「来年に向けて準備するもの」の4つに分けてみました。


さて、ここまで控除7つ+特例1つをご紹介してきました。

「全部やらなきゃ!」と思うと、ちょっとしんどくなりますよね。でも大丈夫。全部を一度にやる必要はありません。

まずは該当するものにチェックを入れて、優先度の高いものから順番に取り組んでいきましょう。

チェックリストの使い方

  1. 該当する項目に□チェック
  2. 優先度(★)と所要時間を確認
  3. できるものから順番にスタート!

「今すぐできるもの」「書類があればできるもの」「少し調べる必要があるもの」「来年に向けて準備するもの」の4つに分けてみました。


【今すぐできる】所要時間5分以内

チェック項目優先度所要時間内容
国民年金保険料控除証明書を確認・保管★★★2分「あれ、どこに置いたっけ?」とならないように、今のうちに探して「確定申告」フォルダに入れておきましょう。e-Taxで申告する方も、金額の確認は必要ですよ。
国民健康保険料の納付額を確認★★★3分自治体によってはウェブサイトやマイページで確認できます。それ以外の場合は、年末か年明けに郵送される「納付額のお知らせ」を確認しましょう。
生命保険料控除証明書を確認・保管★★2分10月頃に届いているはず。「保険なんて入ってない」と思っている方も、親が契約してくれていた保険が残っていたりするので、一度確認してみてください。
地震保険料控除証明書を確認・保管2分火災保険や家財保険に地震保険が付いている場合、10月頃に保険会社から控除証明書が届きます。「地震保険なんて入ってたかな?」という方も、届いた証明書をチェックしてみてください。

【書類があればOK】所要時間10分以内

チェック項目優先度所要時間内容
ふるさと納税の寄付金受領証明書を集める★★5分ふるさと納税サイトのマイページからダウンロードできます。複数の自治体に寄付している方は、全部まとめてダウンロードしておくと楽ですよ。
医療費の領収書を集める★★10分病院、薬局、歯科など、家族全員分を集めてください。通院のための交通費(バスや電車)も対象なので、記録があれば一緒にまとめておきましょう。健康保険組合から届く「医療費のお知らせ」があれば、それでもOKです。
セルフメディケーション税制対象商品のレシートを確認10分ドラッグストアで買った薬のレシート、残っていませんか?対象商品には「セルフメディケーション税制対象」のマークが付いています。医療費が10万円未満でも、こちらで控除できる可能性がありますよ。

【少し調べる必要あり】所要時間30分〜1時間

チェック項目優先度所要時間内容
青色申告承認申請書を提出(来年分)★★★30分今年分はもう間に合いませんが、来年分(令和8年分)から青色申告にできます。令和8年3月15日までに申請すればOK。税務署のサイトからダウンロードして記入、郵送で提出できますよ。
小規模企業共済の加入検討・申込★★★30分中小機構のサイトで掛金をシミュレーションしてみましょう。「月3万円だと、年間36万円控除できて…」と計算すると、けっこう大きいことがわかるはず。加入もネットから申し込めます。
iDeCoの口座開設・掛金設定★★★1時間ネット証券なら30分〜1時間で口座開設できます。「どこの金融機関がいいの?」と迷う方は、手数料が安いネット証券がおすすめ。楽天証券やSBI証券などが人気ですね。
家内労働者等の特例が使えるか確認★★30分特定の取引先から継続的に仕事を受けているか、ご自身の働き方を確認してみてください。該当する場合は、確定申告書の該当欄にチェックを入れるだけで使えます。

【来年に向けて準備】余裕があればやっておきたい

チェック項目優先度所要時間内容
クラウド会計ソフトの導入★★★1時間freeeやマネーフォワード、弥生会計など、無料プランから試せるものもあります。早めに導入して慣れておくと、来年の確定申告が格段に楽になりますよ。
医療費・経費のデジタル管理ルール作り★★30分「領収書はこのフォルダに入れる」「レシートは月ごとに封筒に分ける」など、自分なりのルールを決めておくと、年末に慌てません。スマホで撮影して保存する方法もありますね。
月次で帳簿をつける習慣づくり★★★毎月30分確定申告直前にまとめてやろうとすると、本当に大変です。毎月1回、月末に帳簿を見直す習慣をつけておくと、確定申告のときに楽ですよ。クラウド会計ソフトを使えば、自動連携で入力作業もほとんどありません。

チェックリストを使ってみてどうでしたか?

「意外と該当するものが多い!」と思った方もいれば、「これとこれだけでいいかな」と思った方もいるかもしれませんね。

大事なのは、全部やることじゃなくて、自分に該当するものを確実にやること

1つでも2つでも、今まで見落としていた控除を使えるようになれば、それだけで手取りが増えます。完璧を目指さなくても大丈夫。できることから、少しずつ始めていきましょう。


まとめ:令和7年は控除をフル活用して、頑張った分を手元に残そう

ここまで長い記事を読んでくださって、ありがとうございます。

令和7・8年は基礎控除が最大95万円+時限措置で、フリーランスにとって大チャンスの年。今回ご紹介した控除7つ+特例1つ、いくつ該当しましたか?

全ての控除をフル活用すると、どれくらいお得?

結局、全部使ったらどれくらい変わるの?

気になりますよね。具体的な数字で見てみましょう。

たとえば、所得税率15%の方が今回紹介した控除をすべて使った場合…

【控除額の合計】
・基礎控除:95万円
・青色申告特別控除:65万円
・小規模企業共済等掛金控除:165.6万円
(小規模企業共済84万円+iDeCo 81.6万円)
・社会保険料控除:70万円
(国民年金20万円+国民健康保険50万円)
・医療費控除:10万円
・寄附金控除(ふるさと納税):5万円
・生命保険料控除:12万円
・地震保険料控除:5万円
────────────────
合計:約427万円の控除

【節税効果】
所得税(15%):約64万円
住民税(10%):約43万円
────────────────
年間で合計約107万円の節税!

※税率や状況により金額は変わります。あくまで一例です。

すごい金額ですよね。でも、これはあくまで「全部使った場合」。

もちろん、すべての控除を使う必要はありません。ご自身に該当するものだけでも、しっかり手取りアップにつながりますよ。

大切なのは「完璧」じゃなくて「一歩前進」

「全部覚えられない…」 「全部やるなんて無理…」

そう思った方もいるかもしれません。でも大丈夫。

今まで3つしか使っていなかったのが、4つになるだけでも前進です。1つでも新しい控除を使えるようになれば、それだけで手取りが増える。それって、素晴らしいことじゃないですか?

Junko

完璧を目指さなくていいんです。できることから、少しずつ。

一人で不安なら、専門家に相談するのもおすすめ

「これで合ってるのかな?」 「控除の使い方、本当にこれでいいの?」

確定申告を進めていて、そんな不安を感じることもあるかもしれません。

そんなときは、一人で抱え込まずに、詳しい人や専門家に相談してみるのも選択肢の1つですよ。FPやフリーランス向けコンサルタント、税理士など、「ここだけ教えてほしい」という単発相談を受け付けている専門家もいます。

初めての確定申告や、大きな収入の変動があった年など、スポットで相談するだけでも安心感が全然違いますから。

今年の確定申告から、変えていこう

売上を伸ばすために、あなたは毎日頑張っていますよね。

その努力を、税金や社会保険料でごっそり持っていかれるままにしておくのは、もったいない。控除という仕組みを使って、頑張った分をしっかり手元に残しませんか?

チェックリストを活用して、今年こそ「あ、去年より手取りが増えてる!」を実感してください。

そして浮いたお金で、事業に投資したり、将来の備えをしたり、家族と美味しいものを食べたり。あなたの人生をもっと豊かにしていってくださいね。

令和7年の確定申告、一緒に頑張りましょう!

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