隣の人の困りごとは、社会の課題かもしれない
7/11のママ起業家TVみらいのゲストはNPO法人ちぇぶら代表の永田京子さん
女性の更年期に関しての情報発信をされています。
突然ですが私は今、42歳。
去年第2子を出産し、前回(12年前)の出産に比べ「産後ケア」の必要性がわかっていたおかげで
産前産後の骨盤調整などを実践して、至って元気なのですが
そういえば、更年期について全く知識がない!
京子さんによると、更年期は概ね45歳から55歳くらいにおとずれ
女性の9割がなんらかの症状を感じるそう。
ということは、上の子の思春期やら進学やらで面倒な時期、
下の子どもが激しく動き回って手のかかる時期に
私の身体が本調子ではない可能性が、大いにあるということです。
でも、更年期のことってオープンに話すことではないようなムードがあったり
誰に聞いていいかわからなかったり。
ちなみに、しっかりと知識やエクササイズで心や身体を整えておけば
その時期を緩やかに乗り越えられ、より元気になれるのだそう。
団体名の「ちぇぶら」は英語で更年期のこと を“the change of life”と呼ぶことからきているのですって。
なんてポジティブな響きなんでしょう!
(私は最初大好きなロシアのアニメ「チェブラーシカ」を連想しましたが)
日本では更年期はネガティブなイメージがありますが、
(感情的な女性を影で「更年期なんじゃない?」とか言ったり←自分が言われたらやだなー)
実際、症状が思い方にとっては、かなり辛いはず。
実際、京子さんもお母様が更年期から鬱状態になったことがきっかけで、この事業をスタートしたそう。
そして、ここからがさすがというか共感するところなのですが、
その事業をNPO法人化した理由は「更年期は、個人の問題ではなく社会の問題だから」。
「更年期の問題を解決することで、家族、職場、地域が元気になっていく」
まさに、これがビジョンなんですよね。起業って
「自分や身近な人がとても困っているのに、それに対応する商品やサービスがない!
だったら作ってしまおう。」というマインドが原点。
それが本当にニーズのあることだという確信を持つためにはリサーチも必要だし、
周囲を巻き込む勇気もいるし、継続するためのパワーも必要ですが
京子さんのキラキラした眼差しを見ていると、本当に応援したくなります。
そして、私自身も自分の“the change of life”を
楽しみに迎えられるよう、今から少しずつ準備をしていこうと思います。