ママだからこそ、ビジョンを持とう。
先日、吉祥寺の「あたたかなお皿」という、名前からして素敵なレストランのスペースでママ起業家向けの講座を開催させていただきました。
主催してくれたのは、eknit-loop 代表としてニット作品を制作したりレッスンをされている英里子さん。
前回、私の講座を受けたことをきっかけに、生徒さんに声がけしてくださっての開催でした。
ママ起業家向け講座では、お金や制度の話(開業届けを出すとどうなるか、扶養の範囲とは?など)にももちろんふれるのですが、いわゆる事業計画の作り方の前提部分に、ライフデザインという概念をお伝えするようにしています。
子育て中は事業の売上目標の数字が本当に達成出来るか不安になりがち。私は、目標数値はをただただ右肩上がりに設定するのではなく、自分や家族の年齢、ライフイベントの中身を吟味し「波」を想定して作ることをオススメしています。
子どもって手をかける時期、目をかける時期、心をかける時期がある、なーんて聞いたことがありますが、さらにお金がかかる時期もあります。そういったライフデザインがイメージできた上で、ビジネスのデザインをするとしっくり来るし、「実現」への意欲や工夫が生まれます。。
考えはわかるけど、具体的な数値はわからない…という方は無料で配布しているライフ&ビジネスデザイン教本を体験してみてください。
ライフデザインで自分の人生のビジョン(未来像)が見えるのが第一歩です。さらに私たちを取り巻く環境についてのビジョンにもアンテナが立つことにも大きな意味があります。
なぜママだからこそビジョンが大事なのかというと、それを元に自らの人生を創り上げる姿を子どもたちに見せることが、今後必要とされているからです。
少子高齢化で社会に余裕がなくなるであろうこと、プラス人工知能などが普及し10年後には今ある職業の半分がなくなると言われていること、など大きな変化が見込まれる中で、親が社会に必要とされる働き方を体現していれば、子どもの指針になれます。
講座でもそんなことをちょっと熱く語ってしまいました。
さて今回の会場。お店の奥には、大人が屈まないと入れない可愛い高さのドアがあって
そこを開けるとキッズがごろんごろんしてもOKな個室が。
もちろん、ホールでも子連れに対応してくれています。
なのに、お料理はちゃんと大人向け。素材の味をじっくり引き出すようなランチでした。
この日のメインはワラサをお野菜で巻いた目にも美しい一品
英里子さんの作品、ニットリングが素敵でパチリ。
こんな心遣いに感動。