「また徹夜…」確定申告前夜、私が泣きながら思ったこと
時計を見ると、午前2時を回っていました。
目の前には、溜め込んだレシートの山。パソコンの画面には、中途半端に入力された帳簿データ。明日…いや、もう今日が確定申告の締切です。
「なんでこんなことになってるんだろう…」
独立して3年目。売上は去年の1.5倍に増えました。クライアントからの評価も上々で、仕事の依頼も途切れない。本来なら喜ぶべき状況のはずなのに、心の中はモヤモヤでいっぱい。
だって、売上が上がった分、経理作業も増えてしまったから。
本業のクライアントワークをこなすだけで精一杯なのに、週末は経理に追われる。「後でまとめてやればいい」と先延ばしにした結果が、この確定申告前の徹夜作業です。
ふと、こんなことを考えてしまいました。
「このやり方で、本当にあってるのかな…?」
もしかして、あなたも同じような経験をしたことがあるんじゃないでしょうか。
フリーランスの経理が終わらない「3つの落とし穴」
実は、フリーランスの経理が終わらないのには理由があるんです。私自身も何度もハマってきた「落とし穴」が3つあります。
落とし穴①:「後でまとめてやればいい」の罠
「今は忙しいから、落ち着いたらまとめてやろう」
そう思って、レシートを引き出しに放り込んでいませんか?
でも実は、溜め込むほど作業時間は倍増してしまうんです。1ヶ月分をまとめて処理しようとすると、「これ、何に使ったんだっけ?」と記憶を掘り起こす時間が発生します。勘定科目に迷って調べ物を始めたら、気づけば30分経っていた…なんてことも。
週1回10分で済む作業を後回しにした結果、月末に2時間かかる。これが積み重なると、年間で何十時間もムダにしてしまいます。
落とし穴②:「会計ソフトは使いこなすのが難しい」と思い込んでいる
「会計ソフト?なんだか難しそう…」「設定とか面倒くさそうだし、今のやり方でいいかな」
そんなふうに思っていませんか?
実は私も、最初はそう思っていました。「ITが苦手な自分には無理」「専門知識がないと使えないんじゃないか」って。
でも、今のクラウド会計ソフトって、驚くほど簡単なんです。銀行口座やクレジットカードを連携させるだけで、取引データが自動で取り込まれる。勘定科目も、AIが自動で推測してくれます。
ただ、正直に言うと…最初の設定には、ちょっとしたコツがあるんですよね。
どの口座を連携させるか、勘定科目の初期設定をどうするか。ここを最初にきちんと整えておくと、その後の作業がぐっとラクになります。逆に、なんとなく始めてしまうと「あれ?使いにくい…」となって、結局使わなくなってしまうことも。
でも、コツさえ分かれば誰でも使いこなせます。一度仕組みを作ってしまえば、本当に月3時間で回せるようになるんです。
「難しそう」という思い込みで避けてしまうのは、もったいない。実際に使ってみると、「なんだ、こんなに簡単だったんだ」って拍子抜けするくらいですから。
落とし穴③:完璧を目指しすぎて動けない
「ちゃんとやらなきゃ」「間違えたら大変」
そう思うと、なかなか手が動かなくなってしまいます。勘定科目は完璧に分類しなきゃ、領収書は全部きれいにファイリングしなきゃ…。
でも実は、税務署が求める基準って、私たちが思っているよりずっとハードルが低いんです。多少の勘定科目の間違いは、申告に影響しないことがほとんど。完璧を目指すあまり、行動にブレーキをかけてしまうのはもったいないですよね。
時間をお金に換算すると…
ここで、ちょっと考えてみてください。
もしあなたが月に20時間を経理に使っているとしたら、時給3,000円で計算すると月6万円。年間で72万円分の売上を逃している計算になります。
この時間を本業に使えたら、もっと収入を増やせるかもしれません。家族との時間に使えたら、どれだけ心が満たされるでしょうか。
「経理に時間がかかりすぎている」という悩み、そろそろ解決してみませんか?
私が経理地獄から抜け出せた「たった1つの決断」
実は、私も以前は確定申告前の徹夜組でした。
FPとして金融機関に勤めていた頃は、確定申告は税理士さん任せ。自分で細かい数字に向き合うことなんて、ほとんどありませんでした。
独立し個人事業主の方からの相談も多くなったのを機会に、自分でも勉強のために帳簿をつけることにしました。自己流のためついつい面倒になり、気づけば確定申告の直前に徹夜で作業をして、「もう二度とこんな思いはしたくない」と頭を抱える…。そんなことを何度も繰り返していたんです。
転機が訪れたのは、会計事務所のサポート業務に関わる機会を得たとき。
そこで学んだのは、単なる入力作業のテクニックではありませんでした。節税の仕組み、記帳の正しいルール、決算書でやってはいけないこと。そして何より、「事業をスムーズにする」コツを目の当たりにしたんです。
もちろん、会計事務所のクライアントさんたちには税理士のサポートがあります。でも、その仕組みをよく観察してみると、「顧問税理士がいなくても、自分でできる部分」がたくさんあることに気づきました。
時間をかける場所と、自動化する場所の見極め。「完璧にやろう」じゃなくて、「継続できる仕組み」を優先する考え方。
このヒントを得たことで、私の経理に対する考え方が180度変わりました。
「ただ帳簿をつけるだけ」から「数字を活かして事業を成長させる」という視点へ。そして、フリーランス一人でも実践できる効率化の方法が見えてきました。そこから、私の経理時間は劇的に減っていったんです。
あなたの経理時間、本当に全部必要ですか?もしかしたら、やり方を変えるだけで、ぐっとラクになるかもしれません。
月1.5時間経理を実現する「3つの仕組み」
では、具体的にどうすれば月1.5時間で経理を終わらせられるのか。私が実践している3つの仕組みをお伝えしますね。
仕組み①:クラウド会計で自動化率80%を目指す
まず最初にやるべきことは、クラウド会計ソフトの導入です。
今は、freee、マネーフォワード、弥生会計オンラインなど、いくつか選択肢があります。どれを選んでも基本的な機能は同じですが、私のおすすめはfreeeかマネーフォワード。理由は、銀行口座やクレジットカードとの自動連携がスムーズだから。
設定のコツは、とにかく「連携できるものは全部連携する」こと。
事業用の銀行口座、よく使うクレジットカード、Suicaなどの電子マネー。これらを会計ソフトに連携させると、取引データが自動で取り込まれるんです。手入力する必要がほとんどなくなります。
初期設定には1時間くらいかかるかもしれません。でも、この1時間が、その後の月々の作業時間を90%削減してくれる。そう思えば、やらない理由はないですよね。
実際、私も最初は「設定、面倒だな…」と思っていました。でも、一度やってしまえば、あとは本当にラク。月の記帳作業がほぼ自動で終わるんですから。
仕組み②:「週次15分ルーティン」をカレンダーに入れる
次に大事なのが、経理作業を「習慣化」すること。
私がやっているのは、毎週金曜日の15時に15分だけ、経理タイムを固定する方法です。Googleカレンダーに予定として入れて、その時間は他の予定を入れない。
15分でやることは、たったこれだけ。
- 自動連携された取引データの確認
- 現金で支払った分だけ手入力
- 勘定科目が「?」になっているものがあれば修正
「えっ、それだけ?」と思いましたか?
そう、それだけなんです。自動連携がちゃんとできていれば、確認作業だけで済んでしまう。現金払いがほとんどなければ、入力する取引も数件程度。
ポイントは、「完璧にやろう」と思わないこと。15分でできる範囲でいい。それよりも「毎週必ず触る」という習慣の方が、ずっと大切なんです。
この週次ルーティンを続けていると、確定申告前に慌てることがなくなります。だって、毎週少しずつ片付けているから。2月になって「さあ、1年分やるぞ!」という地獄からは、完全に解放されますよ。
仕組み③:レシートは「撮影→即捨て」が理想…でも私もできてません(笑)
さて、ここからが正直なお話。
理想を言えば、レシートをもらったその場でスマホアプリで撮影して、すぐに捨てる。これができれば最高です。会計ソフトのアプリには、レシート撮影機能がついていて、撮影するだけで自動的に取引データに変換してくれますから。
でも…正直に言います。
私も、その場で即撮影→即捨てというのは、完璧にはできていないんです。気づいたら財布にレシートが溜まっていることもあります(笑)
だから、自分なりのルールを作りました。
週1回、金曜日の経理タイムで、財布の中身を全部出す。撮影したレシートは即捨てる。撮影忘れていたものは、その場でまとめて処理。
あとは、できるだけ現金払いを減らす工夫もしています。クレジットカードや電子マネーで支払えば、レシート撮影すら不要。自動連携で全部記録されますからね。
重要なのは、「完璧にやること」じゃなくて「溜め込まないこと」。
1週間以内に処理すれば、記憶も新しいし、「これ何だっけ?」と悩む時間もゼロ。確定申告前の地獄は、確実に回避できます。
理想: 即撮影→即捨て
現実: 週1回まとめて処理
結果: それでも月1.5時間で終わってます
完璧じゃなくても、仕組みさえあれば大丈夫。あなたも、自分なりのやりやすい方法を見つけてみてくださいね。
挫折しないための「小さなコツ」3選
仕組みを作っても、続かなければ意味がありません。ここでは、私が実践している「継続するためのコツ」を3つご紹介しますね。
コツ①:勘定科目は「自分専用リスト」を作る
経理作業で一番悩むのが、「この支出、何の勘定科目にすればいいんだろう?」という問題。
消耗品費?雑費?それとも広告宣伝費?調べれば調べるほど、わからなくなってきますよね。
そこで私がやっているのは、「自分専用の勘定科目リスト」を作ること。
よく使う5〜10項目だけをリスト化して、スマホのメモアプリに保存しておくんです。例えば、こんな感じ。
- 文房具・プリンター用紙 → 消耗品費
- カフェでの打ち合わせ → 会議費
- セミナー参加費 → 研修費
- 書籍・電子書籍 → 新聞図書費
- 迷ったら → 一旦仮払金として、後述の質問リストに入れる
迷ったときは、前年の仕訳を見返す習慣もつけています。「去年はこうしてたな」と分かれば、悩む時間がゼロになりますから。
完璧に分類しなくても大丈夫。ある程度統一されていれば、税務上は問題ありません。細かい分類にこだわって時間を使うより、サクッと決めて次に進む方が賢いやり方だと思いませんか?
コツ②:わからないことは「質問リスト」に溜めておく
経理をしていると、「これって経費になるの?」「この処理、合ってるのかな?」と疑問が出てくることがあります。
そんなとき、その場で調べ始めると…気づけば30分、1時間経ってしまうんですよね。検索したら関連記事が出てきて、あれもこれも読んでしまって、結局どれが正解か分からなくなる。
だから私は、「質問リスト」を作っています。
疑問に思ったことは、その場では深追いしない。メモアプリに「●月●日:交通系ICカードのチャージは経費?」みたいに記録しておくだけ。
そして月に1回、まとめて調べる時間を作る。または、税理士さんや詳しい人に会う機会があれば、そのときに聞いてしまう。
完璧主義を手放す勇気は本当に大事です。「今すぐ全部解決しなきゃ」と思うから、経理が重荷になってしまう。
「後でまとめて解決すればいい」と割り切ると、ぐっとラクになりますよ。
コツ③:数字を見る習慣をつける(レポート活用)
最後のコツは、「数字を見る習慣」をつけること。
「え、それって経理の効率化と関係あるの?」と思いました?
実は、大いに関係あるんです。
会計ソフトには、損益レポート機能がついています。これを週1回、チェックする習慣をつけると、「今月の売上はいくら」「経費はどれくらい使ってる」という感覚が身につくんです。
すると、記帳するときに「あれ?今月、交通費多くない?」とか「通信費、先月と比べて倍になってる。何かあったっけ?」といった気づきが生まれます。
この「違和感に気づく力」が、記帳ミスを防いでくれる。そして何より、事業の数字を把握する感覚が、本業の判断にも活きてくるんです。
「この企画、利益出るかな?」「今月は経費を抑えた方がいいかな?」
こういった判断が、自然とできるようになる。経理って、ただの事務作業じゃなくて、事業を成長させるための「経営の基礎」なんですよね。
週1回、たった5分でいい。レポートを眺める時間を作ってみてください。それだけで、あなたの経営感覚は確実に変わっていきますから。
月1.5時間経理で手に入れた「本当の自由」
この3つの仕組みと3つのコツを実践してから、私の生活は大きく変わりました。
確定申告が「怖いイベント」から「ルーティン作業」に変わったんです。
2月になっても、焦ることがない。徹夜する必要もない。だって、毎週15分ずつ片付けてきたから。確定申告書を作るのも、あっという間。むしろ「え、もう終わり?」と拍子抜けするくらいです。
週末を経理に奪われなくなったことも、大きな変化でした。
以前は土曜日の午前中、レシートと格闘していたのに。今はプライベートを満喫したり、しっかり体を休めたりできるようになりました。心にゆとりが生まれたことで、仕事のパフォーマンスも上がっていったんです。
そして何より、本業に集中できるようになったこと。
「経理やらなきゃ…」というモヤモヤがなくなると、クライアントワークに全力を注げるんです。結果的に、サービスの質が上がって、売上も伸びていきました。
数字が見えるようになったことで、事業判断にも自信が持てるように。「この投資、今やるべきかな?」「この経費、削れるかな?」といった判断が、感覚ではなくデータでできるようになったんです。
月1.5時間の経理で手に入れたのは、時間だけじゃありませんでした。心のゆとり、事業への自信、そして自分らしく働ける環境。
あなたも、この自由を手に入れてみませんか?
経理時短は「スタート地点」。その先にあるものは?
ここまで、月1.5時間で経理を終わらせる方法をお伝えしてきました。
改めて振り返ると:
3つの仕組み
- クラウド会計で自動化率80%を目指す
- 週次15分ルーティンをカレンダーに入れる
- レシートは週1回まとめて処理(完璧じゃなくてOK)
3つのコツ
- 自分専用の勘定科目リストを作る
- わからないことは質問リストに溜める
- 週次レポートで数字を見る習慣をつける
今日から始められる最初の一歩は、クラウド会計ソフトの無料登録です。freeeもマネーフォワードも、まずは無料で試せますから。
でも…ここで正直にお伝えしたいことがあります。
経理が効率化できても、「手元にお金が残らない」悩みは別問題
経理の時間が減っても、こんな悩みは残りませんか?
「売上は上がったのに、税金や社会保険料でごっそり持っていかれる」
「節税したいけど、何をすればいいのかわからない」
「将来のお金のこと、ちゃんと考えた方がいいとは思うけど…後回しになってる」
実は、経理の効率化は「入口」に過ぎないんです。
本当に大切なのは、税金対策、社会保険料の最適化、将来の資金設計。そして、事業と家計をバラバラに考えるのではなく、トータルで整えていくこと。
ここまでやって初めて、「手元にお金が残る」実感が得られるんですよね。
実際に、こんな声をいただいています
▼50代・セラピスト Aさん
「数字や経理がとても苦手で不安でしたが、継続的にサポートしてもらえて安心して取り組めました。今では自分でお金の流れを把握できるようになり、将来への見通しも持てるようになりました。」
▼40代・フリーランス Bさん
「経理の効率化はできたけど、その先のお金の不安がありました。事業とライフプランを一緒に設計して、初めて本当の安心を得られたんです。」
経理を効率化して時間を作っても、「この先どうすればいいんだろう」という不安が残ったままでは、本当の意味で前に進めません。
一人で悩まなくても、大丈夫
「経理の時短はできそう。でも、税金や将来のお金のことまで考えると、やっぱり一人では不安…」
そう感じているのはあなただけではありません。私も、同じ道を通ってきました。
だからこそ、フリーランスとして頑張っているあなたが、事業も暮らしも、両方を安心して整えられるサポートを作りたいと思ったのです。
経理の効率化だけでなく、手元に残るお金を最大化したい。税金対策や社会保険料の見直しもまとめて相談したい。将来のお金の不安を、今のうちに解消しておきたい。
そんな想いを持っているあなたのために、事業と家計をまるごとサポートするプログラムをご用意しています。
せっかく積み上げてきた売上を、ムダにしないために。そして、仕事も暮らしも大切にしながら、自分らしい未来を実現するために。
今こそ、「お金の土台」を整える一歩を踏み出してみませんか?

